井崎英典 Hidenori Izaki BARISTA

ABOUT BARISTA

『珈琲と井崎英典』
〜コーヒーの世界と出会いを綴るストーリー〜
第2回『コーヒーと恋に落ちる』
〜バリスタチャンピオンシップとの出会い〜

 

 

その後、コーヒーと恋に落ちるのに時間はかかりませんでした。そしてバリスタという仕事に出会い、益々仕事にのめり込むようになりました。

同時に自分の不勉強さを人生で初めて感じるようになりました。コーヒーはグローバルな嗜好品です。英語はもちろんサッパリでしたし、今考えれば、円高、円安なんてどうってことないんですが、その当時は一体何を話しているのか、周りの会話に全くついていくことができませんでした。

 

勉強なんかしなくてもグレートになれる、と本気で思っていた私にとってこれは堪えました。初めて自身が恥ずかしいと思いましたし、高校に戻って勉強をしたいと思い始めたのもこの頃です。

 

そんな時に、バリスタチャンピオンシップに出会いました。世界一のバリスタを決める大会で、その日本予選がどうやら行われているらしい、と知りました。その時に直感的に出てみたいと思ったんですね。

 

初出場の結果は160人中、24位でした。今考えれば酷い競技だったと思います。ただ、順位より何より「ここが自分の輝ける場所だ」と大喜びだったんですよ。

 

その後は、大検を取得し、予備校に通いながら、大学進学のための勉強と、バリスタチャンピオンシップの練習を同時に行いました。その年に史上最年少の18歳でファイナリストに選ばれました。その当時は、勉強を朝6時から夜9時まで行い、その後10時から12時まで毎日バリスタチャンピオンシップの練習、なんてモーレツな日々を過ごしていました。勉強なんてからっきししたことがなかったので(偏差値は35!)予備校の先生に勉強の仕方を教わるほどでした。勉強が楽しくて仕方なかったですね。